華やかできれいなスイーツを作り続けるパティシエの仕事。「美味しいスイーツを私も作れるようになりたい」とパティシエを目指す人も多いです。
しかし、華やかなイメージの反面、パティシエの仕事は職人気質な職場でもあります。
パティシエになりたいと考えている人は、パティシエの仕事にどんなやりがいや苦労があるのか気になっているのではないでしょうか。
そこで今回は、パティシエのやりがいや魅力、苦労について紹介します。パティシエを目指す人は、ぜひ参考にしてください。
パティシエの仕事のやりがい・魅力とは?
まずは、パティシエの仕事のやりがいや魅力について見ていきましょう。
|人を喜ばすことができる
パティシエのやりがいは、自分が作ったスイーツで人を笑顔にできるところです。
お祝いごとや記念日、特別な瞬間を盛り上げる華やかなケーキやスイーツ。「美味しかった」「またお願いしたいわ」などの声は、自分自身のやる気にもつながります。
また、ちょっと疲れているときには元気を出そうと甘いものを買いにいくこともありますよね。
人を喜ばせ、癒すスイーツを作れるのがパティシエなのです。
|オリジナルスイーツを開発できる
パティシエの仕事には、スイーツの開発も含まれます。自分の考えた新しいスイーツで、お客さまのことを喜ばせることができたら嬉しいですよね。
新商品の開発は、パティシエのセンスやアイデアを活かす場所です。
自分の理想のスイーツを作りあげたときの達成感もパティシエのやりがい・魅力の一つ。
レストランやカフェに就職すれば、毎月のお菓子を任されることもありますよ。
|一生使えるのスキルを身に付けられる
自分のお店を開業したり、トップシェフとして活躍したりと、魅力あふれるパティシエの将来。
お菓子作りのノウハウは、仕事を続けていなければ身につけることはできません。諦めずに経験をしていけば、他の人にはない技術を身につけることができるでしょう。
お菓子作りの研究や食材の探求などを続け、自分だけにしかないスキルを身に付けられるのはやりがいです。
|独立開業も夢じゃない
パティシエは、経験を積んで自分自身でパティスリーやカフェをオープンする人も多いです。
カフェを営業したいという夢を叶えるためには、パティシエの経験を活かすことができます。
もちろん開業するには、経営やマーケティング、マネジメントなども学ばなければなりませんが、やりがいがあり、パティシエを続けていく過程でも充分経験ができるでしょう。
|海外進出が叶う!
パティシエは、海外で活躍することも可能です。ホテルやパティスリーなどでの経験を海外に行っても活かせるのはやりがいを感じますよね。
日本のパティスリーの技術は世界の中でもトップクラスです。しっかりと技術を身につけ、海外で働く夢を叶えましょう。
実際にワーキングホリデーを使って、若い頃から海外で働く人も多いですよ。
パティシエの仕事での苦労について
パティシエのやりがい・魅力について見てきましたが、ここではパティシエの仕事の苦労や大変なことについて見ていきましょう。
|火傷やケガが絶えない
パティシエの調理過程では、オーブンや包丁、業務用の大きな道具などを使いますよね。
慣れてくれば、火傷やケガも少なくなっていきますが、新人の間は、火傷やケガをしてしまうことが多いです。
特にオーブン担当になると、早朝から夕方まで焼き続けることもあります。
- ・火傷には、腕のカバーをする
- ・機械は安全バーを確認してから動かす
など、単純ではありますが、一つ一つ注意することが大切です。
|体調を崩してしまうことがある
パティシエの仕事は、繁忙期には、早朝から夜遅くまでになることもあります。食事や睡眠をしっかりと取れずに体調を崩してしまう人もいるのは事実です。
また、一人暮らしだと、コンビニなどでご飯を買うことも多くなりがち。
食生活は健康でいるための基本です。できるだけ、しっかりと食事が取れるように心がけましょう。
パティシエに向いている人の特徴
パティシエに向いている人の特徴は、毎日コツコツと仕事を続けられるタイプであることが挙げられます。もちろん体力や根気も必要です。
また、お菓子作りが好きなことや探究心も求められます。
お菓子が大好きで好奇心の強い人は、パティシエに向いていると言えるでしょう。
パティシエに向いている人の特徴については、以下のページで詳しく紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてください。
関連記事:パティシエに向いてる人の特徴って適性や向いていない人についても
パティシエの仕事に興味がある方へ
パティシエは、とてもやりがいを感じられる仕事です。お客さんの反応を直接知る機会も多いでしょう。
自分が作ったスイーツがお客さんを「美味しい!」と笑顔を運んでくれるなんて嬉しい限りですよね。パティシエは幸せを運ぶ仕事とも言えます。
やりがい・魅力たっぷりのパティシエの仕事に興味があり、どんな仕事なのかもっと知りたいという方は、専門学校の相談会などで質問をしてみるのがおすすめです。
電話やオンラインでも個別に相談することもできます。
国際製菓専門学校では、学校説明会やオープンキャンパスなども開催しているので、ぜひ訪れてみてください。