卒業生の声(国際パティシエ調理師専門学校)
基礎から学んで、腕を磨く
有働 海優さん2016年 製菓衛生師科卒業
レストランキャンティ隣接の工房で洋菓子の製造をしています。職場にはシェフパティシエのほかパティシエが私を含めて6人とパートの方が4人いて、私は主に仕上げなどの工程を担当することが多いです。本店のケーキのほか、松屋銀座の店舗や催事の商品を製造していて、定番の「ネスラード」やモンブランにも携わります。
仕上げがうまくいったときや、ナッペが1回で決まると嬉しいですね。学校でのパイピングの授業が役に立っています。洋菓子店でお仕事をされている先生から学べたことも大きかったと思います。授業の中で現場でのお話を色々聞けたのは貴重でした。
在学中にアルバイトを経験できたことがとてもプラスになっています。初めは失敗して叱られてばかりでしたが、最後には手本として頼られるようになりました。努力が報われるという経験は、社会に出たときに自分の支えになると思います。
お客様と関わる仕事もしたいので、将来的には接客にも携われるといいなと思いますが、まずは今の仕事を続けてパティシエとして腕を磨きたいです。
ナッペなどの基礎練習を繰り返しやっておくことをお勧めします。
一緒に卒業した同級生もナッペで苦労している子がいますし、どこに行っても必要な技術だと思います。色々な先生から現場のお話を聞くことも大切。少しでも現場のことを知っておくと良いと思います。
勤務先:有限会社春日商會 レストランキャンティ(飯倉片町本店)
キャンティは1960年に開店したイタリア料理レストランの名店で、六本木を愛する著名人の利用も多い。
イタリアンの草分け的存在として100年続くレストランを目指している。スイーツにも定評があり、特製のケーキや焼菓子は本店のほか松屋銀座と丸ビル内の店舗でも購入することができる。